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 #004 いざ東京 〜K-ON! HISTORY'S TALK〜



とあるネットカフェにて。道中、某掲示板の某スレッドをしばしばチェックはしていたが、当時携帯からはほぼ書き込めない仕様と化していたので、やっとこさ書き込める。尤も書き込むネタは乏しいのだが(笑)。当該スレによれば、私のみならず遠征組は夜行バス組などがそろそろ出発している模様。皆考えていることは同じだな、と。
 日付が変わる前に到着し、二時間も経てば眠気が容赦なく私を襲う。フルフラットブースを確保したのが幸いし、四時間ほど熟睡することが出来た。




二日目(6/16) ついに会場入り

東静岡→(東海道)→東京



早朝五時ごろに携帯のアラームが鳴動し、ブランク無く目を覚ます。ネットカフェを出、朝食を買い込み、駅へ戻る。早朝にも関わらずみどりの窓口が開いていたのは隣が新幹線駅のためか? 寝不足を解消すべく、この先で乗車する普通列車のグリーン券を購入する。
 大阪から東京までは約560キロほどあるが、名古屋と静岡でちょうど三分割となるのは面白い。即ち東京まで残された道のりは1/3となる。朝の駿河湾を拝みながら列車にて再度東京を目指す。ボルスタレス台車の揺れとMT-64型モータが奏でるうなり音が心地よい。山と海に挟まれた狭い平地に東海道線とR1、それに海へはみ出た東名高速道路が並走すると由比駅。読みがゆいであるせいか、心なしか車掌のアナウンスにドキッとする。富士川を越える頃、本来ならば富士山が眺められる筈だが、この日もまた雨が降っており、その姿を拝むことが出来ない。けいおん!!本編にもあるような「今富士山の中。〜」のネタは今回もお預けだ。

沼津で列車を捨て、始発の東京行き普通列車に乗り換える。この普通列車にはグリーン車が連結されており、このためのチケットを先ほど発券してもらったのである。二両つないであるグリーン車はダブルデッカーであり、私は落ち着ける一階をチョイスした。


憂「これからお姉ちゃん(の中の人)の所に行くの」
CV:所長(大嘘)

長い丹那トンネルを抜け、いよいよ緑の会社のエリアに突入した。あとは二時間ほど列車に揺られれば目的地の東京だ。
 東京23区内、とりわけ山手線と並走する頃になれば、さすがに車窓両側には高層ビルばかりが立ち並ぶようになる。線路のある部分だけビルが無いから、まさしくビルの谷間を縫うように走っている。

東京駅には九時半頃に到着。長かった列車での移動も一段落。ここまで何度も休憩を繰り返したので、尻の肉がボロボロ取れる…なんてことはない(笑)。不要な荷物を全て地下のコインロッカーに放り込み、やや身軽となって行動を開始する。
 都合、10時までは待機せざるを得ないので、改札を出、駅地下のラーメンストリートの一角で昨夜話題に上がったつけ麺屋さんでつけ麺を頂く。食事を済ませると、ちょうど良い時間となったので、そそくさと目的地へ移動する。




目的地とは、同じフロアにあるTBSショップだ。ここには限定のけいおん!グッズ等が販売されている。しかし、店に近付くや否や、開店直前で既に長蛇の列を成しており、ギョッとする。開店と同時に客が大勢、狭い店内へなだれ込む。十中八九、この客らはけいおんファンでかつ本日のイベントの参加者なのだろう。
 店内へ入り、大量の客により手が届かない陳列棚をぼんやりと眺めていると、ふと横にいた男性から話しかけられる。しかし、何が起こるか分からないものだ、ひょんな所から某スレのネタが飛び出し、そこに書かれていた在来線組がまさに私であることを告げる。色々と話すうちに意気投合し(私はそう思っているw)、本日完全に無計画である私は彼と共に行動することとなった。
 買い物を終え、所用を済ませても時間がかなりあるので、会場まで下見に行ったり、一緒に昼食も摂ったりした。話しているうちに、彼は私とほぼ同年代、そして九州出身であることが分かった。九州人と関西人の両者が、東京という異郷の地でさしずめオフ会となるとは、なかなか痛快である。

会場は東京駅からほど近い、東京国際フォーラムのAホールである。キャパシティは予め5000程度と聞いていたので、さぞかし大規模な会場であると想像する。


会場の立て看板

イベントは15時開場、16時開演である。昼食を済ませ、我々は開場二時間前に会場入りした。さすがに二時間も前では人影はまばらであったが、時間が経つごとにあれよあれよと参加者達が集まり出す。コスプレイヤーさんはじめ、皆それぞれ思い思いの格好でイベントを待つ。
 以下、会場前の広場でのスナップ。



巨大澪ぬいぐるみ
アリス澪&幼児服律&迫真律w

鶏の着ぐるみが
中の人曰く、九州から飛行機で持ち込んだそうだ


巨大ぬいぐるみ集結!
あれ?あずにゃんがいない…

でか律&でか律&でか律&迫真律

特攻服! こちらの彼は怖い人ではなく、気さくな方であった
いずれも許可を得て撮影 プライバシー保護のため一部加工しています

それにしても会場前はカオス(良い意味)で面白い。そもそも私は基本的にアニメには疎いので、アニメ関連のイベントへの参加は今回が初めてである。色んなファンの人と話ができ、また有志の方から本日出演の声優さんの歌うCDを頂いたりもした。二時間ほどの待ち時間も、体感時間は半分にも満たなかったと思う。ところでメインフィールドの違う鉄ヲタの私から見て印象深かったことがある。レイヤーさんや巨大ぬいぐるみを持参された方は別として、他の一般の参加者さんも大半がTシャツやバッグなど、アニメとりわけけいおんに関したグッズに身をまとっていることに気が付いた。
 そんな私の装備品は・・・

  ・豊郷で購入したキーホルダー(カバンに付けている)
  ・去年発売されたzoffのコラボメガネ(和ちゃん ちなみに度入ってますw)
  ・自作の痛マスク(非装着) 以前運転所でレポート済み

のみである。大人しすぎるな、私(笑)
 色んな方と話をしているうちに、いつの間にか件の九州の彼に加え、そしてもう一方と行動を共にしていた。その彼は大阪出身であり、貧乏人の私と違って新幹線を利用した由。

開場の15時を前に、いよいよ入場のための列が成された。
 奇蹟のカーニバル、開幕だ!




〜長すぎるので一旦ここで区切ります〜

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