#001 阪急6300系 リニューアル車 |
●内装
お次に内装を・・・
車内 C#6803 この車両は立入禁止だった
2+1の転換クロス&ロングシートが目を引く
なお短区間運用のためか、車内案内表示機の類は未設置である
天井は5004F以降のリニューアル車と同様に、ドア付近へのスイープファンの取り付け
及び冷房吹出口がブロンズ色化されている
・・・二人掛けクロス部の吊革配置は正直どうかと(笑
目玉商品(?)である一人掛け転換クロスシート
生地自体は9300系のものと同一
こちらは二人掛け転換クロス(端)
残念ながら伝統のアンゴラ山の羊アンゴラ山羊の毛ではない
ロング部
やはりアンゴラ山の(略
同じく
二連窓にロングシートと言えば、今は亡き2800系を髣髴させる
その2800系は晩年、嵐山線用であった(例外あり)
アルミ製の無骨なよろい窓は下降式のカーテンへと姿を変えた
荷棚
最近の新造車、リニューアル車と同様のもの
非常用ドアコック
ケースは本形式独特の四角いものだが、角の丸い新品に交換されている
車端部
大型窓の妻引戸に交換されている
補助椅子は全て撤去
新設の非常通話装置
設置場所は車端部
こちらはC#6453
この位置にあった公衆電話が撤去されている
運転台
変更箇所は特に見られない
こちらは車掌台側
非常通話装置の受信器が新設されている外装と違い、内装はガラリと変わっていた。
●おわりに
嵐山線では乗車時間が最大でも十分も満たないのに、恐ろしく豪華な内装ではないか(笑
結局、現行の嵐山線用車の2319F、2323Fは数年前に本線から転用されるも、どうやら短命に終わるようである。
尤も車齢は45年であり、既に充分すぎるほど走りつくしたと言えよう。
6300系はあと二編成ほどが転用される模様。今後の本形式の活躍に期待したい。
次はオマケです。